自分のモチベーションや成功体験、現職に至った理由を考える
おはようございます。
去年(2021年)に転職をしたのですが、より良い環境があればと思い転職サイトに登録をしています。
そうするといくつかスカウトをいただき、面談もしくは面接をする機会があるのですが、その中で自分が将来どうなりたいのか、どんなエンジニアになっていたいかを問われ、ちゃんとした答えが出せませんでした。
以前書いた記事航空業界からIT業界に転職して良かった事では、航空業界を辞めた理由をまとめましたが、どうして次の仕事としてエンジニアを選んだのか等をまとめ、自分の将来どうなりたいか、どうなっていくべきか、そのためにどう行動していくべきかをこの記事でまとめます。
まずは仕事に対する自分のモチベーションを確認します。
空港を辞めた具体的な理由
以前書いた記事では割とフランクに書きました。
空港で働くことは自分にとってそこまでモチベーションに繋がりませんでした。
自分に興味ない事は勉強することが難しく、飛行機の仕組みや構造を勉強しないといけないのですが、あまり勉強が進みませんでした。
だらだら仕事をする中で、自分はこのままでいいのかと考える時間が多くなりました。
当時の職場は、仕事は仕事として考えている人が多く、仕事に対するモチベーションが全体的に低かったです。
仕事に全力コミットしていて、自分の仕事に誇りを持っていて、仕事を楽しんでいる人がとても羨ましかったです。
例えば電車がすごく好きで駅員になった人や、飛行機が好きでパイロットになった人など、自分の仕事が好きで好きでたまらない人など。
また、当時の職場にも少数ですが、仕事に対するモチベーションが高い人がいました。
飛行機が好きで、飛行機に関われるだけで楽しい、四六時中飛行期のことを考えている人がいて、私はそれが心底羨ましかったです。
というのも、起きている時間はほとんど仕事をしていて、それじゃ人生で使える時間ほとんどが仕事なんじゃないかと考えていたからです。
ですので、興味が無くテンションが上がらない仕事をするよりも、好きなことを仕事にする方が人生を楽しめるんじゃないかと思いました。
エンジニアになった理由
じゃあ自分のなかで興味がある事とは何かと考えてみました。
当時の職場がルーチンワークの仕事だったこともあり、クリエイティブな仕事に憧れていました。
その頃、趣味で絵を描いたり音楽を作ってみました。
当時書いた絵↓
しかしどれも自分の中では趣味の範疇を越えられなかったです。
そこで兄弟からWebエンジニアの話を聞いて、プログラミングを仕事にしてみたいと思いました。
なぜプログラミングを仕事にしたいと強く思ったか、以下の理由だったと思います。
- 賢い人が多く、業界全体がモチベーションが高い人たちで構成されている。
- 幼い頃からWebサービスに触れて育ってきたので、Webサービスそのものに興味がある。
- クリエイティブである。
- 自由にオシャレに働ける
4は完全にクラフトボスのCMの影響です。
なぜクリエイターに憧れが?
そもそもなぜクリエイティブな仕事をしたかったのか。
クリエイティブな事に対する憧れは、幼い頃からインターネットに上がっているイラストや動画、音楽といったプロではない一般人が作る創作物に触れ、心を動かされ続けてきたところから来ています。
私自身、それらのクリエイターのように自分の成果物で誰かの生活を豊かにしたいと強く思っています。
エンジニアになった後の成功体験は何か
そんなこんなでエンジニアになってから、自分の中で何個か小さい成功体験がありました。
- [前職]行政系プラットフォームの開発
- [現職]社内の内定者研修向けのWebサービス開発
上記のプロジェクトを通して私は大きく成長できたと考えています。
1で学べたことは、開発のプロセスやデザイナーとの連携など、開発を0から体験することができました。
2では、小規模ではありましたが、プロジェクト全体の管理、インターンシップ生の管理などマネジメントの経験とプロジェクトを自分の手で前に進める体験ができました。
上記のプロジェクトでは以下のような共通点があったと考えます。
- プロジェクト発足から携わり、全体を俯瞰できる状態であった
- 決定しないと進められない事項を把握できていた
- 裁量が大きく、自分の意思で作業の優先順位を決めることができた。
- 納期、目標が明確である。
要は、そのチームやプロジェクト内で裁量が大きく、自分で考えながら進められる環境が自分にとっての成功、成長の型だと確信しています。
納期が近い時に残業しているとやりがいを感じるので意外と社畜体質なのかもしれません。
逆に、下記の条件だとあまり成果が出せてないです。
- すでにある程度進んでいるプロジェクトで、専任の方がいる
- 確認事項がたくさんあり、プロジェクトの進みが遅い
- 納期が確定していなくて、ゴールが見えない
まあこれは誰でもそうかもしれません。
自分が特に弱いと感じているのは、プロジェクトに途中から参加したときのキャッチアップ力だと思います。
ドキュメント不足などもありますが、規模が大きいプロジェクトだと全体を俯瞰する力まだまだだと感じます。
将来どんなエンジニアになっていきたいか
正直に申しますと、10年後20年後はどんな姿になっているかはあまり想像できてないです。
ですが、直近5、6年後はどうなっていたかはハッキリしています。
プレイングマネージャーとして、プロジェクトに貢献できるエンジニアになりたいです。
これはありきたりな目標かもしれません。
ですが、内定者研修向けサービスの開発を通して、開発に参加してくれたインターンシップ生が成長している姿を見て、とてもやりがいを感じました。
また、現職の上長からはチーム内での人間関係やマネジメントに関する良い評価をいただいていること、ストレングスファインダーの結果が以下であること
- 個別化
- 共感性
- ポジティブ
- 回復志向
- 包含
上記の点から、私はチームメンバーとより良い関係を構築できる力があると考えています。
そして、他人に対する興味も強く、メンバーのために何かをすることが好きなため、プロジェクトの管理や進行を管理するポジションに適性を感じています。
とはいえ、マネジメントに特化するのではなく、自分の手でモノ作りをしいたいのでプレイングマネージャーのポジションが一番理想です。
そのためにするべき事
人に尊敬されるような技術力を身につけたいです。
インターンシップ生をマネジメントする中で、もっと技術力があればより成長に貢献できたなと感じる瞬間がありました。
そのため、自分が興味のあるバックエンドをメインに、インフラ、フロントエンドなど横断的に知識を身につけていきます。
後はプロジェクトの進め方など、本や経験のある方から勉強したいです。
現在は書籍のGoogleのソフトウェアエンジニアリングで勉強しています。
また、人に尊敬される技術力の基準については設定が難しくて、この記事をポストした段階で考えているのは以下です。
- プロジェクトに適切なアーキテクチャーを提案できる
- コードレビューでより良いアルゴリズム等を提案できる
- CICD周りの設定ができる
- クラウドの深い知識がある
- 1つ特化したプログラミング言語がある
- キャッチアップ力、スピードが速い
そして、自分の進む道が正しいかどうか、積極的に貪欲にフィードバックを求め、正確性を高めていきます。
結論
モチベーション
- 私が関わったサービスを通して誰かの生活を豊かにする
- 自分の手で何かを作りたい(クリエイティブである)
やりたこと
- 0からのサービス開発
- 裁量が大きく、エンジニアでも企画段階から参加できるサービス開発
- (優先度低)トラフィックが多いサービス(多くの人が使うサービス)、もしくはクリエイティブを支援するサービス。noteやピクシブなど
目指すエンジニア像
- プロジェクトを前に進める力を持つエンジニア
とても長い文章になりましたが、今一度自分の目指したいこと、モチベーションが高い事柄を確認できました。
理想の自分まで道のりは長いですが、自分が出せるスピードで達成していきます。