仕事について
今月は自分でも驚くほど、仕事に対して高いモチベーションを保てた1カ月だった。
先月の振り返りにも書いたが、クラウド関連の自己学習やAIサービスの試用、自己学習で得たMCPを使った業務改善などを実践。
技術面だけでなく、スクラム開発の学習も進められた。
前職でもスクラム開発は経験したが、そのときは受け身で参加することが多かった。今回は自分たちで導入し、「より良い開発チームにしていく」という意気込みがある。特に良いと感じたのはインセプションデッキの存在。縦割り型組織では事業部の意図が伝わりにくいことが多いが、これがあれば開発と事業部の間で大きな認識の乖離が起きにくい。ジョインしたばかりのエンジニアでも、チームの方向性が把握しやすい点も魅力だ。
学んだことを実務に活かせた手応えもあった。
前職ではモチベーションが上がらず、今振り返ると軽いうつ状態だったのかもしれない。胸が苦しくなる思い出だが、期末振り返りシートでネガティブ評価がびっしり、ポジティブ欄が空欄だったことは、自分が必要とされていないと痛感した瞬間だった。やはり感謝される環境は自分に合っている。
初めてのAIエージェント
今月からAmazon Q Developerを使った開発を開始。
AIが自動でコンテキスト解析を行い、ローカルライブラリのインストールからGitブランチのプッシュまで一括で行ってくれるのは衝撃だった。成果物のレビューは必要だが、叩き台としては非常に高品質。これまで3人日かかっていたタスクも、30分程度で形にできるレベルだ。
課題は、AIの実装速度に理解が追いつかないこと。自分で書いていない分、他人のコードを読む感覚に近く、理解に時間がかかる。今は1行ずつコメントを付けてもらいながら学習している。
完全自動化が進めば、人間はPRレビューやテストが主な仕事になるだろう。そのためには、コード理解のためのプログラミング知識がますます必要になると感じる。
MCPを活用すれば、コード生成に加え+αの業務改善も可能。例えばBacklogと接続し、週次リリースノートを自動生成することもできる。つい先月まで知らなかった技術が、近いうちに当たり前になると実感している。
事業部との交流
今月は事業部と飲みに行く機会もあった。普段のミーティングでは聞けない本音や、事業部側が本当に開発チームに求めていることが聞ける場になった。縦割り組織ではどうしても見えない壁ができるが、腹を割って話すことで壁を薄くできると感じた。
「飲みニケーション」は批判もあるが、自分は有効な手段だと思う。前職では同じチーム内にエンジニアもビジネス職もいたが、それでも職種の壁は存在した。だからこそ、こうした交流の場は大切だと改めて思う。
ツールへのこだわり
仕事へのモチベが高まったことで、使うツールにもこだわりたくなり、**OpenRun Pro 2(骨伝導イヤフォン)**を購入。
耳を塞がず蒸れない、声がクリアに聞こえる、長時間付けても違和感がないなど、特にミーティングが多い日に大活躍。ただし、騒がしい環境では周囲の音が混ざって聞き取りづらくなる点が弱点。
サイズ選びは要注意。自分は普通サイズを選んだが、椅子のヘッドレストに干渉することもあり、ミニサイズでも良かったかもしれない。
エンタメ
イカゲーム シーズン3を視聴。1話1話がとても苦しく、しばらくはハッピーな作品しか見たくない気分に。個人的にはシーズン2の1話がピークだった。





