普段はコードを書く業務がメインですが、新規プロジェクトに参画し、要件定義を検討したりするのが最近の業務です。
そこで、本当は上長が参加するはずだった企画のワークショップですが、上長が急遽参加出来なくなり、代わりに自分が参加しました。
今までの業務では基本的に、作りたいサービスが固まっていて、それを開発していくことが多かったので、ちゃんと企画から考えて案を出すというのは初めてでした。
そして今回参加したワークショップでは、同じ部署の人がいなくて、他部署の役職者の方ばかりでした。
それもあり、経験がない自分がアウトプットできるかとても心配になりました。
もちろん、プロジェクトの概要であったり、細かい業務内容はこの記事では書きません。
あくまで、コーディングがメイン業務のWebエンジニアが、企画系のワークショップに参加した感想、反省を残す記事になります。
ワークショップの流れ
最初に、あらかじめ決められたチームに分かれました。
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KPI, KGIの確認
まずは、対象のサービスについて、KPIとKGIを確認し、参加者の認識合わせを行いました。 -
ペルソナについて
対象となるユーザーについて、どのような特徴があるのかを共有していただきました。 -
1、2を確認し、どのようなサービスであるべきかチームで決め、発表する
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3で出したサービスにするために、どのような機能やコンテンツであるか考え、発表する
実際に作業が発生するのは3からでした。
3では、10分間できるだけたくさん案を考え、付箋に書き出す作業を行いました。
自分は質の良い案を出すことは難しかったため(急遽の参加だっため、対象のサービスについて研究する時間が無かった)、とりあえず量を出すことを意識しました。
チームの方は、1、2で確認した内容にそった具体的なアイデアを出していて、かつ、複数出しているアイデアが重複していないバランスでした。
自分は1、2の内容に沿ったアイデアを出せていないのと、抽象的なものが多くなってしまいました。
アイデアが出揃った後は、項目ごとに付箋をまとめ、どんなアイデアが多いか確認しました。
最後はメンバーの方がアイデアをまとめ、一つの文言にしてくれました。
余談ですが、別の部署の方が私に気を遣ってくださり、とても発言しやすい空気感になっていました。
自分からガツガツ発言できるとタイプではないため、助かりました。
4の工程では時間が押してしまって、予定よりも取れる時間が少なくなりました。
ここでは、3の反省点を踏まえ、できるだけ3で決まった、「どのよなサービスであるべきか」を意識した案を出しました。
そして、メンバーの方に発表やってみますか?と提案していただき、どんな機能が必要か発表させていただきました。
これは言い訳ですが、時間が無かったことで、全ての案を確認できなかったため、まとめきれなかったこともあり、自分の案をベースに発表させていただきました。
そして発表の際、できるだけハキハキ喋ることを考えてましたが、いざ発表が始まると、頭が真っ白になりちゃんと喋れているかわからなくなりました。
同じチームのメンバーの方からは、最初は不安だったけど、後半から良かったよと言っていただけたので良かったです。
感想
普段の業務では関わらない方々と意見を出し合うという、貴重な機会をいただけて感謝です。
特に、サービスを本気で良くするためにアイデアを考える時間というのはとても楽しかったです。
技術に関することだけではなく、企画やマーケティングの勉強もしたいなと思いました。
今回はたまたま枠が空いていたので参加できましたが、今後は積極的に企画を出しあうブレストや、ワークショップに参加したいなと思います。
次回参加するチャンスがあれば、サービスに対する研究、より具体なアイデアを出すように意識したいです。
もちろんユーザー目線でとなれば抽象的なアイデアをも考える。
今回参加された方にフィードバックを伺っており、ブログに載せられそうであれば追記します。