2025年4月振り返り

5/12/2025

先月は書けない事が多いと書いたが、今月は書きたい事が多い。

急ではあるが、3月いっぱいで退職することになった。

理由は色々あるが、あえてまとめずにダラダラ書き出させてもらいます。

働いていた会社は、いわゆるメガベンチャーと言われる会社で、かなりイケイケな雰囲気の会社でした。

その会社は本当にすごい会社で、その会社の中で一番仕事ができない人間は自分なんだろうなと感じるほど優秀な人間が多い会社でした。

基本的に優しい人が多いし、なのに仕事になるとロジカルな思考だし、こんなに優秀な人たちに囲まれて本当に幸せだと感じていました。

自分はシステムエンジニアになってから、運が良くて割といい会社で働いてきたと思っていましたが、その中でも頭ひとつ抜けているくらい優秀な人が多い印象でした。

ただ、正直その会社で自分がずっと定年まで働けるかというとそうではないなと感じていました。

自分から見て優秀な人が多いと感じるだけに、カルチャーに馴染めないなと、入社してからずっと感じていました。
自分は決して「仕事ができるタイプ」ではない。でも、この会社にいる限り周囲からの評価も高く、できる限りここで踏ん張っていこうと考えていました。（カス）

しかし、結婚をしてから、将来についてちゃんと真面目に考えた時に、ちゃんと自分が安心して働ける環境に身を置いて、自分自身が成長と貢献できる環境に身を置きたいと考えるようになりました。

新卒文化が強い会社でもあったので、仕事もめちゃくちゃ出来るわけじゃないし、来年30歳になる自分にチャンスが巡ってくることは少ないと感じました。

また、自分にとってロールモデルとなる上司も少なく、40代以降の社員は界隈で有名なエンジニアか、役員レベルの人が多い印象で、自分のような普通の人間にとってロールモデルになるような普通の人が少ない印象でした。
もちろん、メガベンチャーとなると社員数も多いので、部署によって異なると思いますが、少なくとも自分のいた部署ではそのように感じました。
ロールモデルにするには、自分にとってはあまりにも遠すぎるというか、雲の上に感じるような方ばかりでした。

上記のこともあり、腰を据えて安心して働ける環境に転職した方がいいのでは、という気持ちになりました。

当時いた部署の上司にも相談し、それならば転職活動に集中した方が良いのではと仰っていただき、3月いっぱいで退職し、その代わりに3月の後半からは転職活動を優先させていただことになりました。

正直次が決まっていない状態で退職が決まるのはとても不安で、妻にも心配をかけたと思います。
それでもありがたいことに、3月末時点で2社から内定をいただき、さらに3月に入ってから、かつて勤めていた会社からも内定をいただくことができました。

内定をいただけた3件の会社はどれも本当に素敵で、その会社からしか内定が出ていなかったら迷いなくその会社に入社させていただいたと思います。

その中で、これから長く働いて貢献していける場所はどこかと考えたとき、以前いた会社であれば、もう一度頑張れるかもしれないと思い、出戻りという形で復帰することにしました。

もちろん、出戻りには緊張もありますし、当時の同僚が役職についていたりもします。

それでも、今回は長く働きたいという思いがあるので、知っている人がいる環境の方が、自分にとっては安心して働けるのではと考えました。

数年経っているので、当時とまったく同じ環境ではないと思いますし、出戻りだからこそ、すべてが理想通りにいくとも限りません。

それでも、これを最後の転職にするつもりで、また1から頑張っていきたいと思います。

3月、両家の顔合わせのために地元・札幌へ帰省する予定がありました。
（この予定を立てたときには、まさかその頃に自分が無職になっているなんて思ってもいませんでした。笑）

せっかく札幌に帰るならと、ついでに函館観光もしようという話になり、行きは新幹線を使うことにしました。

実は、幼少期に函館に住んでいたことがあり、今回が初めての訪問ではなかったのですが、十数年ぶりの函館でした。

路面電車やJRに乗ったりしながら観光したのですが、どこか人の温かさを感じました。
札幌や旭川ではあまり感じたことがなかったのですが、函館では人の優しさや思いやりが印象的でした。
特に、路面電車の中では子どもやお年寄りに対する配慮が自然で、ほっこりしました。

とはいえ、妻も自分も無計画な旅が好きなタイプなので、観光らしい観光はあまりできませんでした。
宿の夕食ビュッフェを楽しみにしていたので、夜景で有名な函館山には登らずにホテルへ戻ったのですが…
ビュッフェが予想外に微妙で、正直泣きたくなりました。
「ああ、あのとき函館山に行っておけばよかったな」と、ちょっと後悔しました。

翌日、電車で函館から札幌に向かったのですが、これが思った以上に疲れました。
2時間ほど経ったあたりで「飛行機なら30分で着いたのに…」と少し後悔。
次回は移動手段ももう少し考えたいところです。

実家は最近リフォームされてとても綺麗になっており、以前よりも快適に過ごせました。
両家の顔合わせも、和やかな雰囲気の中で無事に終えることができ、ほっとしました。

約2年ぶりの帰省だったこともあり、地元の友人たちとも飲みに行ったり遊んだりしました。
本当は朝まで飲み明かしたい日もあったのですが、予定がぎゅっと詰まっていて、それが叶わなかったのがちょっと心残りです。

帰りは飛行機を利用したのですが、羽田が近づく頃にかなり揺れて、飛行機への苦手意識がさらに強まりそうでした。
普段から飛行機に乗り慣れている人からすれば大した揺れではなかったかもしれませんが、2年ぶりだった自分にとっては結構怖かったです。