ドラマ「チェルノブイリ」を観た感想

9/4/2021

みなさんは原発事故の規模を1から7のレベルで評価されている事はご存知でしょうか?
その中で一番レベルが高い7の評価は「深刻な事故」と表現されています。

現在、レベル7と評価されている原発事故は2つあります。それが「チェルノブイリ原発事故」と、「福島第一原子力発電所事故」です。

去年公開された福島50という映画を観てから、原発事故に興味を持ち、Wikipediaで情報を集めたり、ドキュメンタリーを見ています。

同じレベルに設定されている事故でも、被害範囲や、事故が直接的な原因の死者数も違います。

興味はあるものの、長い文章を読むこと苦手なため、映像作品から事故の概要を知りたいなという思いからドラマ「チェルノブイリ」を観てました。

全5話の構成となっており、1話あたり大体1時間前後となっているため、比較的観やすい作品だと思いました。

以下がドラマのPVになります。

wikiでは読み取れなかった事故当時の街の雰囲気や、事故発生時の対応などを知ることができました。

特に、プリチャピの住民を避難させた後、街に残ったペットや家畜を処分する描画は直視することができませんでした。

放射線に侵された作業員などがあまりにも生々しく表現されており、苦手な人は覚悟してから観た方が良いかもしれません。

福島50を観たときにも同じ感想だったのですが、事故が発生して最初の対応が雑すぎるなと思いました。
もちろん事故発生当初はここまで大きな事故になるとは思っていなかったとは思います。
ただ、最初に現場の責任者が正しい対応を取っていれば、被害者の数はもっと少なく抑えられたはずです。

放射能より怖いのは人間の欲や見栄だなと思いました。

原子力は人の生活を豊かにする一方で、簡単に世界を滅亡させてしまう力を持っています。
今後はこのような凄惨な事故が起こらないこと祈ります。

Profile

seki

千葉在住のWebエンジニアです。

生活と趣味の備忘録として、

このブログを始めました。

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